2006/10  平成18年度教育課程研究指定校事業(国立教育政策研究所)
  学習指導要領の趣旨を具現化するための指導方法の工夫改善に関する研究
  よりよい生活への実践化をめざした食に関する指導方法の改善

 本校では,家庭科食領域を中心として教育課程の
  研究に取り組んできました。

  10月18日,教育課程調査官をはじめ,近隣の
   小・中学校の教職員の皆様,給食センターの皆様に
   ご参加いただき,本校の取り組みを公開しました。
  ご意見・ご指導をいただき,ありがとうございました。


 当日,配布した資料の一部を公開します。

(リーフレット)
 本校の取り組みが,さっとわかるリーフレットをつくりました。
 PDFファイルです。
 ○ 「よりよい生活への実践化をめざした食に関する指導方法の改善」
   リーフレット外側概要    リーフレット内側概要
   リーフレット(外側=P1,P4)     リーフレット(内側=P2,P3)

(学習指導案)
 当日の学習指導案です。 PDFファイルです。

 ○ 「ニッコリご飯・みそ汁を作ろう」家庭科5年学習指導案
  ・ 題材について
  ・ 題材の評価規準
  ・ 題材構想図
  ・ 指導と評価の計画
  ・ 本時の学習指導

(授業のようす)
研究授業1  「いりこを観察する」

   観音寺は,伊吹産のいりこをはじめ,いりこの特産地。
   保護者の中には,いりこ製造に従事していたことが
    あるかたもいます。

   また,香川は讃岐うどんが有名です。
   香川では,「いりこだし」で食します。

研究授業2  「いりこだしをとる」

   いりこをいつ鍋に入れて,だしをとればいいのか,
   ・ 水から
   ・ 沸騰してから
   どちらがいいのか,実験しました。



研究授業3  「いりこだしの違いをみる」

   時間が経つに従って,両者の間に色の変化が
    あらわれました。

   においはの違いはなかなかわかりませんでした。



研究授業4  「よりうまみを出すにはどうするかを考える」

   左の,水から の方がこいだしがとれました。

   では,もっと効率よいだしのとり方について
    考えました。
   炊飯の学習をもとに考えることができた児童が
    何人もいました。

研究授業5  「家庭とつなぐ」

   いりこ(もちろんだしをとる前)は,家庭に持って
    帰りました。

   家庭で,伊吹のいりこのこと,だしやみそ汁の話
  など,話題をふくらませることができました。



 家庭科は,生活との関連が大切です。
 これからも,生活とのつながりを大事にした家庭科の学習をおこなっていきます。